代名詞 that / those|TOEIC Part5 今日の1問
問題
The production costs at the Hanoi plant are considerably lower than ____ at the Osaka facility.
- Athat
- Bthose
- Cthem
- Dones
正解と解説を見る
和訳ハノイ工場の生産コストは、大阪工場のそれよりかなり低い。
完成文The production costs at the Hanoi plant are considerably lower than those at the Osaka facility.
- 正解(B):比べているのは the production costs という複数名詞。その繰り返しを避ける代名詞は those。
- (A):that は単数の名詞を受ける形。costs は複数
- (C):them は既出のものそのものを指す。別の工場のコストは指せない
- (D):ones は前に修飾語が必要(the new ones など)。単独では使わない
ポイント繰り返しの複数名詞は those
くわしい解説
なぜこの答えになるのか
比較の文では、同じ名詞を2回書くのを避けるために代名詞を使います。この文が比べているのは「ハノイ工場の生産コスト」と「大阪工場の生産コスト」で、うしろの production costs を繰り返す代わりに代名詞を置きます。ここで使うのが that / those で、単数なら that、複数なら those です。この文の元の名詞は the production costs と複数なので those が正解です。判断の手順は、まず than のうしろで何を省略しているのかを特定し、次にそれが単数か複数かを確かめる、の2段階です。than のあとに at the Osaka facility という修飾語が続いている点も、代名詞が名詞の代わりとして置かれている証拠になります。
ほかの選択肢がなぜ違うのか
- Athat は The population of Tokyo is larger than that of Osaka. のように単数名詞を受けるときに使います。形としてはまったく同じ構文なので、単複を確認せずに選ぶと外れます。この文の元の名詞は costs と複数である点が決め手です。
- Cthem は「すでに出てきたそのもの」を指します。これを入れると「ハノイ工場のコストは、大阪工場にあるそのコスト自体より低い」となり、同じものを自分自身と比べる意味になってしまいます。別の場所の同種のものを指すには that / those を使います。
- Done / ones も名詞の繰り返しを避ける語ですが、the new ones や a cheaper one のように形容詞や限定語を伴うのが普通で、うしろに前置詞句だけが続く形では使いません。可算名詞にしか使えない点も that / those との違いです。
あわせて覚えたいこと
比較でよく出る代名詞は3種類を区別します。that / those は「同じ種類の別のもの」(不可算・可算どちらも可、うしろに of 〜 や in 〜 が続く)、one / ones は「同じ種類の別のもの」だが可算名詞限定で修飾語を伴う、it / them は「まさにそのもの」。TOEIC では than that of / than those of の形が繰り返し出るので、than を見たら「何を省略しているか」を反射的に確かめる習慣をつけると速くなります。
例文で確認
- The climate of Singapore is more humid than that of Sydney.シンガポールの気候はシドニーのそれより湿度が高い。(単数 → that)
- Sales figures for July were higher than those for June.7月の売上高は6月のそれを上回った。(複数 → those)
- My laptop broke, so I bought a lighter one last week.ノートPCが壊れたので先週もっと軽いものを買った。(修飾語 + one)
今日のキーワード
production cost生産コスト・製造原価
Rising material prices pushed up production costs.
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