平叙文(報告→含意を汲む)|TOEIC Part2 今日の1問
問題
The travel policy changed at the start of the quarter.
- AThey traveled by rail last time.
- BI'd better re-check my expense claim.
- CThe policy covers overseas trips too.
正解と解説を見る
和訳出張規程、今期の頭から変わったよ。
- A前回は鉄道で移動していました。
- Bでは経費精算を確認し直した方がいいですね。
- Cその規程は海外出張も対象です。
- 正解(B):報告には「では自分はこうする」と含意を汲んだ行動で返すのが上級の型。
- (A):travel→traveled の反復を狙うワナ。過去の移動手段の話で、規程変更に応じていない。
- (C):policy の反復を狙うワナ。規程の中身の説明で、聞き手の行動につながっていない。
ポイント平叙文の報告には「じゃあ自分はこうする」で返す。I'd better〜 は「〜した方がいい」。
くわしい解説
なぜこの答えになるのか
この問いかけは疑問文ではなく、事実を伝える平叙文です。The travel policy changed 〜(出張規程が変わった)は情報を渡しているだけに見えますが、Part 2 で平叙文が流れてくるときは、たいてい「だから、あなたはどうしますか」という含みがあります。正解の I'd better re-check my expense claim.(では経費精算を確認し直した方がいいですね)は、報告そのものには何も触れず、「規程が変わったのなら自分の申請も見直す必要がある」という含意を汲んで、自分の次の行動だけを述べています。had better(短縮形 'd better)は「〜した方がいい」で、should より切迫感のある言い方です。短縮されると I better のように聞こえ、had の音がほぼ消えるので、聞き取りの面でも上級者向けです。平叙文が聞こえたら Yes / No を探さず、「この情報で自分は何をすべきか」を述べた選択肢を探してください。
ほかの選択肢がなぜ違うのか
- Atravel と traveled は同じ語の形違いで、音がよく似ています。内容は「前回は鉄道だった」という過去の移動手段で、規程が変わったという報告には何も応じていません。報告はこれからの行動に関わる話なのに過去形で返している点でも噛み合いません。
- C問いかけの policy をそのまま繰り返して音を重ねています。内容も出張規程の話なので、一見すると噛み合って聞こえます。ですが述べているのは規程の適用範囲という一般的な説明で、「変わった」という報告を受けてどうするかには触れていません。話題が同じだけに紛らわしい、質の高いひっかけです。
あわせて覚えたいこと
平叙文への返し方は大きく4通りあります。①含意を汲んで行動を述べる(I'd better 〜 / I'll 〜 / Let me 〜)②驚いて確認する(Since when? / Really? I hadn't heard.)③補足情報を足す(Yes, they announced it on Friday.)④共感する(That's going to be a headache.)。TOEIC では①が最も多く正解になり、難度が上がるほどこの形が増えます。had better の形も押さえておきましょう。I'd better 〜/You'd better 〜/We'd better 〜、否定は I'd better not 〜(notの位置に注意)。また expense claim(経費精算)、reimbursement(払い戻し)、per diem(日当)は出張まわりの定番語なので、あわせて覚えておくと有利です。
例文で確認
- The deadline moved up to Thursday.締め切りが木曜に前倒しになりました。
- I'd better let the printer know.では印刷所に伝えておいた方がいいですね。(含意を汲んで行動)
- Since when? I hadn't heard.いつからですか。聞いていませんでした。(確認で返す)
同じような設問の返し方をまとめて確認する → 応答パターン集