TOEIC Part2 860点レベル 否定疑問(Didn't you say・記憶の確認)

否定疑問(Didn't you say・記憶の確認)|TOEIC Part2 今日の1問

問題

Didn't you say the auditors were coming next week?

  1. AYes, I said it clearly.
  2. BIt got moved to the twentieth.
  3. CThe audit went smoothly.
正解と解説を見る
BIt got moved to the twentieth.正解

和訳監査の人、来週来るって言ってなかった?

選択肢の訳
  • Aええ、はっきり言いました。
  • B20日に動きました。
  • Cその監査は問題なく終わりました。
  • 正解(B):記憶の確認には Yes/No でなく、変更後の事実で訂正するのが上級の返し。
  • (A):say→said の反復を狙うワナ。発言したかどうかは論点ではない。
  • (C):auditors→audit の反復を狙うワナ。過去の監査の話にすり替えている。

ポイント「Didn't you say〜?」は記憶の確認。予定が変わったなら訂正で返す。

くわしい解説

なぜこの答えになるのか

Didn't you say 〜? は「〜と言っていませんでしたか」と、自分の記憶を確かめる否定疑問です。否定疑問なので Yes / No の使い分けに迷いますが、実際の会話でよく使われるのは、記憶が正しいかどうかには触れず、「今はこうなっている」と最新の事実を伝える返し方です。正解の It got moved to the twentieth.(20日に動きました)は、「言った/言わない」には一切答えず、日程が変更になったことだけを述べています。それでも「あなたの記憶どおり来週の予定だったが、今は違う」ということが伝わります。get moved は be moved と同じ受け身の意味で、口語では get のほうがよく使われます。Part 2 の上級問題では、この「事実の訂正で答える」形が繰り返し狙われます。

ほかの選択肢がなぜ違うのか

  • A問いかけの say を said の形で繰り返し、しかも Yes で始めています。そのため「確かに言った」と噛み合って聞こえます。ですが尋ねられているのは監査の日程であって、はっきり言ったかどうかではありません。Yes に釣られず、そのあとの中身を確かめてください。
  • Cauditors と audit は同語源で音がよく似ています。内容は「滞りなく済んだ」という過去の監査の感想で、これから来る予定の話には触れていません。話題は同じでも時制がずれている、という典型的な外し方です。

あわせて覚えたいこと

記憶や予定を確認する言い方はまとめて押さえておきましょう。Didn't you say 〜? / Weren't we supposed to 〜? / I thought 〜 was 〜 / Wasn't it 〜? はいずれも「〜じゃなかったっけ」。答え方は4通りで、①事実を訂正する(It got moved to the twentieth.)②記憶が正しいと認める(That's right — next Tuesday.)③確認すると伝える(Let me double-check the calendar.)④勘違いを指摘する(You're thinking of the safety review.)。TOEIC では①と④が正解になりやすく、どちらも Yes / No を使わないため選びにくくなっています。また auditor(監査担当者)、audit(監査)、compliance(法令順守)は監査まわりの定番語です。

例文で確認

  • Didn't you say the shipment was arriving Monday?荷物は月曜に届くと言っていませんでしたか。
  • It got pushed to Wednesday.水曜にずれました。(事実の訂正で答える)
  • You're thinking of the other order.別の注文と勘違いされていますね。(勘違いを指摘する)

同じような設問の返し方をまとめて確認する → 応答パターン集

© 2026 | sin-eigo.com — 現場で通じるビジネス英語を、毎日ひとつ。