平叙文(謝罪→受け流す)|TOEIC Part2 練習問題 No.89
問題
I'm sorry the figures weren't ready before the meeting.
- ASorry, the figure is on the next page.
- BNo harm done — we had plenty to discuss anyway.
- CThe meeting ran over by an hour.
正解と解説を見る
和訳会議前に数字を用意できずすみません。
- Aすみません、その図は次のページです。
- B問題ありませんよ。ほかに話すことも多かったので。
- C会議は1時間延びました。
- 正解(B):謝罪には「気にしていない」と受け流し、理由を添えるのが自然。
- (A):sorry と figure の反復を狙うワナ。資料の場所の話にすり替えている。
- (C):meeting の反復を狙うワナ。会議の長さの話で、謝罪に応じていない。
ポイント謝罪には No harm done. / Don't worry about it. などで受け流す返しが正解。
くわしい解説
なぜこの答えになるのか
この問いかけは疑問文ではなく、謝罪を述べた平叙文です。求められているのは情報ではなく、「気にしていません」という受け止めです。正解の No harm done — we had plenty to discuss anyway.(問題ありませんよ。ほかに話すことも多かったので)は、No harm done(実害はありません)で相手を安心させ、さらに「話題には困らなかった」と理由を添えて、本当に気にしていないことを示しています。860点レベルでは、この「決まり文句+理由」の二段構えが狙われます。決まり文句だけの選択肢と、理由だけの選択肢が並ぶこともあるので、どちらが会話として自然かを考えてください。figures は「数値・業績」の意味で、sales figures(売上高)のように使われます。
ほかの選択肢がなぜ違うのか
- A問いかけの sorry と figures を繰り返して音を重ねています。しかも figures は「数値」、この選択肢の figure は「図・挿絵」で意味が違います。内容は資料のどこに載っているかという案内で、謝罪を受け止める返事にはなっていません。二つの語を同時に使った、手の込んだワナです。
- C問いかけの meeting をそのまま繰り返して音を重ねています。内容は会議が延びたという事実の報告で、相手の謝罪に対する反応がありません。話題は同じ会議でも、求められている返事が違います。
あわせて覚えたいこと
謝罪を受け流す言い方は、そのまま覚えてしまうのが早道です。No harm done.(実害はありません)/ Don't worry about it.(気にしないでください)/ It's not a problem at all.(まったく問題ありません)/ These things happen.(よくあることです)/ No need to apologize.(謝るには及びません)。どれも Yes / No では始まりません。逆に、こちらが謝るときの言い方も押さえておきましょう。I'm sorry about 〜 / I apologize for the delay / It won't happen again / Please accept my apologies。また figure は多義語で、figures(数値)/ a figure(図)/ figure out(理解する)と形を変えて出てきます。
例文で確認
- I'm sorry I missed your call earlier.先ほどは電話に出られずすみません。
- Don't worry about it — I left a message.気にしないでください。伝言を残しましたので。(受け流す)
- Let me figure out where the error came from.どこで間違いが出たのか調べてみます。(figure out=理解する)
同じような設問の返し方をまとめて確認する → 応答パターン集