強調構文|TOEIC Part5 今日の1問
問題
It was the delay in customs clearance ____ caused the shipment to miss the scheduled delivery date.
- Awhat
- Bthat
- Cwhich was
- Dwhen
正解と解説を見る
和訳出荷が予定の納品日に間に合わなかった原因は、通関手続きの遅れだった。
完成文It was the delay in customs clearance that caused the shipment to miss the scheduled delivery date.
- 正解(B):It was + 強調したい語句 + that 〜 の強調構文。It was と that を取り除くと元の文に戻る形になっている。
- (A):what は先行詞を含む語。It was 〜 の後ろには置けない
- (C):which was だと動詞が2つ並び、caused とつながらない
- (D):when は時を受ける語。強調されているのは時ではなく原因
ポイントIt was 〜 that の強調構文
くわしい解説
なぜこの答えになるのか
It is / It was + 強調したい語句 + that 〜 は強調構文と呼ばれる形です。見分け方は簡単で、It was と that を取り除いてみて、残りが元の文として成立すれば強調構文です。この文から取り除くと The delay in customs clearance caused the shipment to miss ... となり、きちんと文になります。したがって空所には that が入ります。強調構文の that は、強調される語句が人でも物でも時でも場所でも使える万能の語で、迷ったら that を選べば形の上では成立します。関係代名詞の which や関係副詞の when と違い、直前の名詞の種類に左右されない点が特徴です。
ほかの選択肢がなぜ違うのか
- Awhat は「〜すること・もの」という意味を自分の中に含む語で、先行詞を取りません。It was the delay ... のように直前に名詞が置かれている時点で使えません。what caused the delay(何が遅れを招いたか)のような形なら正しく、その記憶があると混同します。
- Cwhich was を入れると the delay which was caused ... となり、was と caused という動詞が2つ並んでしまいます。関係代名詞の which 単独なら形は通りますが、be動詞が余分です。関係詞と強調構文を見分ける前に、まず動詞の数を数えると防げます。
- Dwhen は時を表す語句を受ける関係副詞です。強調されているのは the delay in customs clearance という「原因」であって時ではありません。文中に scheduled delivery date とあるため時の語に引っ張られやすいひっかけです。
あわせて覚えたいこと
強調構文かどうかは「It is / It was と that を消しても文が残るか」で判定します。残れば強調構文、残らなければ形式主語の it(It is important that ... など)です。強調構文は主語・目的語・副詞句のどれでも強調でき、人を強調するときは that の代わりに who も使えます。また否定語を強調した It was not until ... that ... (〜して初めて)は頻出の形なので、セットで覚えておくと得点源になります。
例文で確認
- It was the regional manager who approved the budget increase.予算増額を承認したのは地域統括部長だった。(人 → who も可)
- It is at this branch that the new system will be tested first.新システムが最初に試されるのはこの支店だ。(場所を強調)
- It was not until the audit ended that the error was discovered.監査が終わって初めてその誤りが見つかった。(not until の強調)
今日のキーワード
customs clearance通関手続き
Customs clearance usually takes two business days.
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