TOEIC Part5 600点レベル 名詞の使い分け(人 vs 事)

名詞の使い分け(人 vs 事)|TOEIC Part5 今日の1問

問題

All ____ in the annual safety seminar will receive a certificate upon completion of the course.

  1. Aparticipation
  2. Bparticipants
  3. Cparticipating
  4. Dparticipated
正解と解説を見る
Bparticipants正解

和訳年次安全セミナーの参加者は全員、コース修了時に修了証を受け取ります。

完成文All participants in the annual safety seminar will receive a certificate upon completion of the course.

  • 正解(B):動詞 receive(受け取る)の主語になれるのは人。participation は「参加すること」という行為なので受け取る側にはなれず、人を表す participants が入る。
  • (A):participation は「参加(すること)」という行為・概念。証明書を受け取る側にはなれない
  • (C):participating は動名詞・現在分詞。All の直後に置いて主語にすることはできない
  • (D):participated は過去形・過去分詞。名詞ではないので All のうしろには来ない

ポイントreceive するのは人

くわしい解説

なぜこの答えになるのか

選択肢はすべて participate から派生した語なので、品詞と意味の両方を見る必要があります。まず述語は will receive a certificate、つまり「修了証を受け取る」です。受け取るという動作ができるのは人だけなので、主語には人を表す名詞が必要になります。participation は「参加すること」という行為そのものを指す名詞で、人ではありません。行為が証明書を受け取ることはできないので、意味の面で外れます。一方 participant は「参加者」という人を表す名詞で、All が付いていることから複数形 participants になります。同じ動詞から作られた名詞でも、-ant / -ee / -or / -er で終わる形は人を、-tion / -ment / -ance で終わる形は行為や結果を表す、という対応を押さえておくと一瞬で選べます。

ほかの選択肢がなぜ違うのか

  • Aparticipation は形の上では名詞なので、品詞だけを見ていると正解に見えてしまいます。しかし意味は「参加という行為」であり、人ではありません。Participation is required.(参加は必須です)のように主語にできる場面もありますが、証明書を受け取る主体にはなれないため、この文では成り立ちません。最も選ばれやすい誤答です。
  • Cparticipating は動名詞または現在分詞です。動名詞なら「参加すること」という意味で名詞のように働きますが、All のような数量を表す語の直後には置けません。現在分詞なら名詞を修飾する語なので、修飾される名詞が必要です。どちらの読み方でも主語の位置には収まりません。
  • Dparticipated は過去形または過去分詞で、名詞ではありません。過去形なら動詞として働きますが、そのあとに will receive という別の述語が続いてしまい、1つの文に述語が2つ並ぶことになります。過去分詞と見ても、All の直後に置いて主語にすることはできません。

あわせて覚えたいこと

同じ語源から人と行為の2つの名詞ができる組み合わせは、TOEIC で繰り返し出ます。人を表す接尾辞は -ant(applicant 応募者・consultant 相談役)、-ee(employee 従業員・attendee 出席者)、-or / -er(supervisor 監督者・manufacturer 製造業者)、-ist(specialist 専門家)。行為や結果を表すのは -tion(application 応募・inspection 検査)、-ment(employment 雇用・shipment 出荷)、-ance / -ence(attendance 出席・reference 照会)。見分け方は簡単で、述語が「人にしかできない動作」(receive / submit / attend / decide / sign)なら人を表す名詞を選びます。逆に述語が be required / be encouraged のように、人ではなく事柄を主語に取る形なら行為の名詞を選びます。

例文で確認

  • All attendees must sign in at the reception desk.出席者は全員、受付で記帳してください。(sign in するのは人)
  • Attendance at the monthly meeting is mandatory.月例会議への出席は必須です。(出席という行為が主語)
  • The manufacturer will replace the defective units free of charge.製造元が不良品を無償で交換します。(-er は人・組織)

今日のキーワード

upon completion完了時に・修了と同時に

The bonus is paid upon completion of the project.

狙われている文法をまとめて確認する → 文法ポイント集

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