複合名詞(名詞+名詞)|TOEIC Part5 練習問題 No.75
問題
An ____ card must be worn at all times while you are inside the laboratory.
- Aidentify
- Bidentified
- Cidentification
- Didentifiable
正解と解説を見る
和訳実験室内にいる間は、常に身分証明カードを着用しなければならない。
完成文An identification card must be worn at all times while you are inside the laboratory.
- 正解(C):card を説明する位置だが、英語では名詞がそのまま次の名詞を修飾できる。identification card(身分証明カード)という複合名詞になる。
- (A):identify は動詞の原形。冠詞と名詞に挟まれた修飾の位置には置けない
- (B):identified は過去分詞で「特定された」。カードが特定された、では意味が通らない
- (D):identifiable は「識別できる」という形容詞。カード自体の性質を述べる語で、用途を表さない
ポイント名詞は名詞のままで名詞を修飾できる
くわしい解説
なぜこの答えになるのか
空所は冠詞 An と名詞 card に挟まれた修飾の位置にあります。ここには形容詞が入ると考えがちですが、英語では名詞がそのままの形で次の名詞を修飾でき、これを複合名詞と呼びます。identification card は「身分を証明するためのカード」で、前の名詞がカードの用途や種類を示しています。形容詞 identifiable を使うと「識別できるカード」となり、カードそのものの性質の話になって意味が変わってしまいます。どちらを選ぶかは「種類・用途を表すのか、性質を表すのか」で決めます。複合名詞では前に置く名詞は単数形が基本で、identification cards のように複数にするのはうしろの名詞だけです。冠詞も An identification card のように、全体で1つの名詞として扱います。
ほかの選択肢がなぜ違うのか
- Aidentify は「特定する」という動詞の原形です。冠詞と名詞に挟まれた位置に動詞をそのまま置くことはできません。品詞の面ですぐに外せる選択肢です。
- Bidentified は過去分詞で「特定された」という意味になります。分詞は名詞を修飾できるので位置としては置けますが、意味を考えると「特定されたカード」となり、身分を証明するという用途は表せません。
- Didentifiable は「識別可能な」という形容詞です。an identifiable mark(識別できる印)のように、そのものの性質を述べるときに使います。カードの用途を示す語ではないため、文脈に合いません。形容詞だから正解だと決めつけると外します。
あわせて覚えたいこと
複合名詞は TOEIC の定番で、前の名詞が種類・用途・対象を表します。safety regulations(安全規則)、customer satisfaction(顧客満足)、application form(申込用紙)、expense report(経費報告書)、shipping cost(送料)、insurance policy(保険契約)。判断のコツは、形容詞形が存在してもそれが「性質」を表すだけなら複合名詞を選ぶことです。なお前の名詞は原則単数ですが、sales department、savings account、accounts payable のように複数形で固定された言い方もあるので、よく使う組み合わせはそのまま覚えてください。
例文で確認
- Please complete the application form before Friday.金曜までに申込用紙を記入してください。(名詞+名詞)
- Customer satisfaction improved after the redesign.改装後、顧客満足度が向上した。(名詞+名詞)
- All identifiable defects must be reported immediately.識別できる欠陥はすべて直ちに報告すること。(形容詞=性質)
今日のキーワード
at all times常に・いつでも
Safety glasses must be worn at all times.
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