TOEIC Part5 730点レベル 同格の that No.76

同格の that|TOEIC Part5 練習問題 No.76

問題

The auditors raised the possibility ____ the projected savings had been calculated using outdated labour rates.

  1. Awhich
  2. Bwhat
  3. Cwhose
  4. Dthat
正解と解説を見る
Dthat正解

和訳監査人は、見込まれた削減額が古い人件費単価を使って計算されていた可能性を指摘した。

完成文The auditors raised the possibility that the projected savings had been calculated using outdated labour rates.

  • 正解(D):possibility の中身を説明する節で、うしろは主語も目的語もそろった完全な文。名詞と同じ内容を言い換える同格の that が入る。
  • (A):which は関係代名詞。うしろは主語か目的語の欠けた不完全な文でなければならない
  • (B):what は先行詞を含む語。possibility という名詞がすでにあるので使えない
  • (C):whose は所有格。直後に名詞が必要で、the projected savings は冠詞付きの別の主語

ポイント名詞の中身を説明する完全な文

くわしい解説

なぜこの答えになるのか

possibility のうしろに続く the projected savings had been calculated 〜 は、主語も動詞もそろい、欠けている要素がない完全な文です。関係代名詞 which は、うしろの文の中で主語か目的語の役割を担うため、完全な文が続くと居場所がありません。ここで必要なのは「どんな可能性か」を説明する働きで、名詞の中身をそのまま言い換える同格の that です。the possibility that 〜 で「〜という可能性」となります。同格の that を取る名詞は決まっており、fact(事実)、idea(考え)、news(知らせ)、belief(信念)、possibility(可能性)、concern(懸念)、evidence(証拠)などの抽象名詞です。見分け方は単純で、名詞のうしろが完全な文なら同格の that、不完全な文なら関係代名詞 which / who を選びます。

ほかの選択肢がなぜ違うのか

  • Awhich は関係代名詞で、the report which we received のようにうしろの文で目的語が欠けている形を取ります。この文のうしろは完全な文なので、which を入れると役割のない語が1つ余ります。同格の that と形が近く、最も選ばれやすい誤答です。
  • Bwhat は先行詞を自分の中に含む関係代名詞で、the thing which と同じ働きをします。この文には possibility という先行詞があるため二重になってしまい、さらに what もうしろに不完全な文を要求するので二重に外れます。
  • Cwhose は所有格の関係代名詞で、the company whose shares rose のように直後に名詞が続きます。この文で whose の直後にあるのは the projected savings という冠詞付きの名詞句で、whose の所有される名詞にはなりません。

あわせて覚えたいこと

that には働きの違う3つの顔があります。①同格の that=名詞の中身を説明し、うしろは完全な文(the fact that he resigned)。②関係代名詞の that=名詞を限定し、うしろは不完全な文(the report that he wrote)。③名詞節を導く that=動詞の目的語などになり、うしろは完全な文(I know that he resigned)。同格の that を取る名詞は抽象名詞に限られ、the fact / idea / news / rumour / possibility / concern / conclusion / evidence が代表例です。そのあとの文が完全かどうかを最初に見る習慣をつけると、関係詞問題全体が速くなります。

例文で確認

  • We received news that the shipment had cleared customs.荷物が通関したという知らせを受けた。(同格・完全な文)
  • The report that the team submitted was revised twice.チームが提出した報告書は2度修正された。(関係代名詞・目的語が欠けている)
  • There is a possibility that the schedule will slip.予定が遅れる可能性がある。(同格)

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The manual is based on outdated procedures.

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