部分否定(not all)|TOEIC Part5 練習問題 No.77
問題
____ of the proposals met the technical requirements, but two were strong enough to advance to the next round.
- ANone
- BNot all
- CNeither
- DNo one
正解と解説を見る
和訳提案のすべてが技術要件を満たしたわけではなかったが、2件は次の選考に進めるだけの内容だった。
完成文Not all of the proposals met the technical requirements, but two were strong enough to advance to the next round.
- 正解(B):後半に「2件は次に進んだ」とあるので、全部が満たさなかったわけではない。「すべてが〜というわけではない」という部分否定は not all。
- (A):None of 〜 は「1つも〜ない」という全否定。2件が進んだという後半と矛盾する
- (C):Neither は2つのうちどちらも〜ない。3件以上ある proposals には使えず、意味も全否定になる
- (D):No one は「誰も〜ない」と人に使う語。proposals という物には使えない
ポイントうしろで「2件は進んだ」と言っている
くわしい解説
なぜこの答えになるのか
カギは後半の but two were strong enough to advance(2件は次に進めるだけの内容だった)です。2件が要件を満たしていた以上、全部が満たさなかったわけではありません。このように「全部が〜というわけではない」と一部を否定する言い方を部分否定と呼び、all / every / both / always / necessarily のような全体を表す語に not を付けて作ります。ここでは Not all of the proposals で「提案のすべてが〜したわけではない」となります。これに対して None of 〜 は「1つも〜ない」という全否定で、例外を認めません。日本語では「すべてが満たさなかった」と「すべては満たさなかった」のように助詞1つで変わるため、英語でも not の位置と相方の語をセットで確認する必要があります。部分否定か全否定かは、文のうしろに例外が書かれているかどうかで判断できます。
ほかの選択肢がなぜ違うのか
- ANone of the proposals met 〜 は「1つも満たさなかった」という全否定です。文の前半だけを読むと自然に見えますが、後半で2件が次に進んだと述べているため矛盾します。部分否定と全否定の違いを問う、この問題の本命です。
- CNeither は2つのものについて「どちらも〜ない」と述べる語です。proposals は3件以上あることが後半から分かるので数が合いません。また意味も全否定になるため、二重に外れます。
- DNo one は「誰も〜ない」という意味で、人を指す語です。この文の主語は proposals という物なので使えません。None と混同しやすい選択肢です。
あわせて覚えたいこと
部分否定は「not+全体を表す語」で作ります。not all(すべてが〜というわけではない)、not every、not both(両方とも〜とは限らない)、not always(いつも〜とは限らない)、not necessarily(必ずしも〜ない)、not entirely / not completely。一方の全否定は none、no、neither、never、not any。見分けの決め手は、文のどこかに例外が示されているかどうかです。TOEIC では but や however のあとに例外が置かれることが多いので、空所の前半だけで判断せず、文末まで読んでから選んでください。
例文で確認
- Not all of the branches will open on the holiday.すべての支店が祝日に開くわけではない。(部分否定)
- None of the applicants had the required certification.応募者の誰も必要な資格を持っていなかった。(全否定)
- The results are not necessarily representative of the whole market.その結果が市場全体を代表しているとは限らない。(部分否定)
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