否定疑問(予定の確認)|TOEIC Part2 今日の1問
問題
Weren't you supposed to sit in on the vendor negotiation?
- AThe vendor sat in the front row.
- BThey pushed it to next quarter.
- CI negotiated a better rate.
正解と解説を見る
和訳業者との交渉に同席するはずでは?
- Aその業者は最前列に座っていました。
- B来四半期に延期になったんです。
- C私はより良い料金で交渉しました。
- 正解(B):Yes/Noを使わず「延期になった」と事情を述べて間接的に答える上級パターン。
- (A):sit in→sat in と vendor の反復を狙うワナ。座席の話にすり替えている。
- (C):negotiation→negotiated の音の反復を狙うワナ。同席の有無に答えていない。
ポイントsit in on〜は「〜に同席する」。上級では Yes/No でなく事情説明で返す形が頻出。
くわしい解説
なぜこの答えになるのか
Weren't you supposed to 〜? は「〜するはずではなかったのですか」と、予定と実際のずれを確認する否定疑問です。be supposed to 〜 は「〜することになっている」という意味で、取り決めや予定を指すときに使います。否定疑問なので Yes / No の使い分けが難しく感じますが、実際の会話では Yes / No を使わない返しのほうが自然です。正解(B)の They pushed it to next quarter.(来四半期に延期になったんです)は、同席したかどうかには直接答えず、「そもそも交渉自体が延期になった」という事情を述べています。これで「だから同席していない」ということが相手に伝わります。Part 2 の上級問題では、この「前提を崩して答える」応答が正解になることが多く、Yes / No を探していると取り逃がします。
ほかの選択肢がなぜ違うのか
- Asit in と sat in は同じ動詞の形違いで、さらに vendor まで繰り返しています。音の重なりを二重に仕掛けた選択肢です。ただし sit in on 〜 は「〜に同席する」という熟語で、sat in the front row は文字どおり「前列に座っていた」という別の意味です。同じ語でも、後ろに on が付くかどうかで意味が変わる点が急所です。
- Cnegotiation と negotiated も同語源で音がよく似ています。内容は「よい条件で交渉した」という自分の成果の話で、同席する予定だったかどうかには触れていません。しかも主語が I なので、話がすり替わっていることに気づきやすいはずですが、音につられると選んでしまいます。
あわせて覚えたいこと
be supposed to 〜 は予定・義務を表す頻出表現です。You're supposed to sign in at the front desk.(受付で記帳することになっています)/ It was supposed to arrive yesterday.(昨日届くはずでした)のように使い、過去形にすると「そうならなかった」という含みが出ます。sit in on 〜(〜に同席する・傍聴する)も職場でよく使う熟語で、sit in on a meeting / a class の形で覚えておくと安心です。否定疑問への返し方は3通りで、①事実を述べる(It was postponed.)②訂正する(Actually, that's next week.)③認めて理由を添える(I couldn't make it — I had a client call.)。いずれも Yes / No なしで成立します。
例文で確認
- Weren't you supposed to join the call?その電話会議に参加するはずでは?
- It got moved to Monday.月曜に動いたんです。(前提を崩して答える)
- I sat in on the training session last week.先週、その研修に同席しました。(sit in on = 同席する)
同じような設問の返し方をまとめて確認する → 応答パターン集