使役動詞(原形不定詞)|TOEIC Part5 今日の1問
問題
The facility manager had the technician ____ the ventilation system before the annual inspection last Friday.
- Ato check
- Bchecking
- Cchecked
- Dcheck
正解と解説を見る
和訳施設管理者は先週金曜、年次点検の前に技術者に換気システムを点検させた。
完成文The facility manager had the technician check the ventilation system before the annual inspection last Friday.
- 正解(D):have + 目的語 + 原形で「〜に…してもらう」。目的語 technician は点検する側なので原形 check。
- (A):have は to不定詞を取らない。to が付くのは ask / tell など
- (B):「〜し続けさせる」の意味になり、指示した文意に合わない
- (C):have+物+過去分詞の形。技術者は点検する側なので合わない
ポイントhave+人+原形
くわしい解説
なぜこの答えになるのか
have は「〜してもらう・〜させる」という使役の意味で使えます。このとき後ろの形は have + 目的語 + 動詞の原形 になります。ポイントは、目的語がその動作を**する側**か**される側**かで形が変わることです。目的語が人で、その人が動作をするなら原形(have him check)。目的語が物で、それが動作をされるなら過去分詞(have it checked)。この文の目的語は the technician という人で、点検するのは技術者自身なので原形の check が正解です。使役の問題は訳から入ると「〜させた」で全部同じに見えてしまうので、「目的語は人か物か、する側かされる側か」を先に決めると迷いません。
ほかの選択肢がなぜ違うのか
- Ato check を選びたくなるのは、ask や tell と混ざるからです。ask him to check(点検するよう頼む)、tell him to check(指示する)のように to を取る動詞は多いのですが、使役の have・make・let はto を付けない原形をとります。動詞ごとに決まっているので、セットで覚えるのが確実です。
- Bchecking は「〜し続けさせる」という状態の継続を表します。have him waiting(彼を待たせておく)のような使い方はできますが、この文は年次点検の前に一度点検させたという指示の話なので、継続の意味にはなりません。
- Cchecked は have + 物 + 過去分詞 の形で使うものです。have the system checked(システムを点検してもらう)なら正しく、この場合の目的語 system は点検「される」側です。ここでは目的語が technician という点検する側の人なので合いません。
あわせて覚えたいこと
使役は3つセットで覚えます。have(依頼・当然の流れ)、make(強制的にさせる)、let(許可して〜させる)。いずれも「目的語+原形」で、to は付きません。help だけは help him (to) check のように to があってもなくても可です。また get は例外で get him to check と to を取ります。受け身の関係になるときは have / get とも過去分詞(have the report revised)に変わる点もあわせて押さえてください。
例文で確認
- The director had his assistant book the conference room.部長は助手に会議室を予約させた。(人=する側 → 原形)
- We had the copier repaired during the lunch break.昼休みの間にコピー機を修理してもらった。(物=される側 → 過去分詞)
- The supervisor let the new hires leave an hour early.上司は新入社員を1時間早く帰らせた。(let も原形)
今日のキーワード
ventilation system換気設備
The ventilation system is inspected twice a year.
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