不定詞の否定(not to do)|TOEIC Part5 練習問題 No.98
問題
The memo asked staff ____ forward the attachment to anyone outside the company.
- Anot to
- Bto not
- Cdo not
- Dnot
正解と解説を見る
和訳その通達は、添付ファイルを社外の人に転送しないよう職員に求めるものだった。
完成文The memo asked staff not to forward the attachment to anyone outside the company.
- 正解(A):ask A to do の否定は ask A not to do。不定詞を否定するときは not を to の直前に置く。
- (B):to not 〜 の語順は原則として使わない。not は to の前に置く
- (C):do not は文の述語を否定する形。ask A to do の形の中には入らない
- (D):not だけでは to が抜ける。ask のうしろは to 不定詞が必要
ポイントnot は to の前に置く
くわしい解説
なぜこの答えになるのか
ask A to do は「Aに〜するよう頼む」という形です。この内容を否定して「〜しないよう頼む」と言うときは、not を to の直前に置いて ask A not to do とします。ここで大事なのは、否定しているのが ask ではなく不定詞の内容だという点です。The memo did not ask staff to forward 〜 とすると「転送するよう求めなかった」となり、まったく別の意味になってしまいます。通達が求めているのは「転送しないこと」なので、不定詞側を否定しなければなりません。不定詞を否定するときは not to do、動名詞を否定するときは not doing と、どちらも否定語を前に置くのが原則です。to not do という語順も見かけることはありますが、試験では not to do が正解になります。
ほかの選択肢がなぜ違うのか
- Bto not forward という語順は、口語や一部の文章で使われることはあるものの、標準的な英語では not を to の前に置きます。TOEIC のような試験では not to が正解とされるので、語順のルールとして覚えてください。意味は同じに見えるだけに紛らわしい誤答です。
- Cdo not は文の述語を否定する形です。Do not forward the attachment. という独立した命令文なら正しいのですが、この文はすでに asked という述語を持っており、そのうしろは to 不定詞でなければなりません。
- Dnot だけでは to が抜けてしまいます。ask A to do の to は省略できないので、asked staff not forward という形は成立しません。否定語だけに気を取られると選んでしまいます。
あわせて覚えたいこと
準動詞の否定は、否定語を前に置くのが原則です。不定詞:not to do(He decided not to attend.)、動名詞:not doing(She apologised for not replying sooner.)、分詞構文:Not knowing the code, he waited outside.。また ask / tell / advise / remind / warn / instruct / encourage はいずれも A to do の形を取り、否定も A not to do になります。warn は否定の意味を含むので warn A not to do と warn A against doing の両方が使えます。述語を否定するのか、不定詞の中身を否定するのかで意味が変わる点に注意してください。
例文で確認
- The supervisor told us not to enter without a badge.監督者はバッジなしで入らないよう私たちに言った。(不定詞の否定)
- He apologised for not informing the team earlier.彼はもっと早くチームに知らせなかったことを詫びた。(動名詞の否定)
- Not having received a reply, we sent a reminder.返信がなかったので督促を送った。(分詞構文の否定)
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